こんにちは、ソリューション・アーキテクト(SA)の今井です。寒くなりましたね!さて、もう12月になってしまいました。
今回は10月と11月のIoTブログまとめ記事を合併号でお送りします。
ここ2ヶ月のソラコム関連のイベントを振り返ってみますと以下のようなものがありました。これらにご参加頂いたみなさまがたくさんのブログを書いてくれていて大変うれしい限りです。
まずはHello SORACOM関連からご紹介していきます。
このHello SORACOMというイベントはこれからIoTを始めたいと思っている方、検討されている方に向けて「SORACOMってどんなサービス?」「SORACOMを使うとどんなことができるの?」「SORACOMを使っているのはどんな人たち?」といった情報や事例をお届けするイベントです。初めましてIoT!という気持ちを込めて、Hello SORACOMというイベントタイトルを付けています。
@alingogoさんが参加レポートブログを書いてくれていて大変嬉しい限りです!
さて、次のフォーカスするのはSORACOM UG ビギナーズです。
このブログを読まれている方にはご存知の方も多いかもしれませんが、SORACOMにはSORACOM UGというユーザーグループ/コミュニティがあり、たくさんの方がこれまでに参加をされています。今回、新しい活動として立ち上がったのがSORACOM UG ビギナーズです。主催はSORACOM UGでも活躍中のなつみさんです。よく言われることですが、コミュニティ活動は発表する側に回ると得られるものの量が格段に多くなります。とは言え、いきなりUGに飛び込むというのはハードルを感じられる方もいらっしゃると思います。そんなときはまずはこのビギナーズに参加してみて、SORACOM UGの雰囲気を感じてみることから始めるのはいかがでしょうか。
UG関連が続きます。次は11/12に開催されたSORACOM UG Online #2についてのレポートです。
新型コロナウィルスは私達の生活を様々な観点で大きく変えてしまいましたが、そのなかでひとつポジティブな変化をあげるとすれば、地域ベースで行われていたUGのようなイベントが、地域や場所による制約なくオンラインで行えるようになったことではないでしょうか。今回のSORACOM UG Onlineも様々なところからたくさんの方が登壇され、そして参加されています。こちらのレポートブログはそんなUGのもりだくさんなコンテンツを網羅的に書いてくれています(本当にすごい)!特に、参加したかったけどできなかった、という方はぜひこちらを見て頂ければ!
イベント関連はここまでです。ここからは技術的なトピックをピックアップしていきます。
こちらはzoe6120さんによる、SORACOM LTE-M Button Plusを使ったドア開閉センサーの開発についての記事です。
本記事ではマグネットセンサーの入力を受け取ってひげボタン側に必要な出力を行う回路をプリント基板として作成しています(!)。SAとしていろいろな案件を見ていく中で、この記事で解説されているような「接点入力を取りたい」という要件の案件がとても多く、実はこういった技術的にはシンプルなことが実はとてもいろいろなところに当てはまることを最近すごく強く感じています。この記事を読んで頂くことで、様々なものやことのIoT化を行うために必要なことの多くのことが得られるはずです。おすすめです!
時系列のデータ格納と取扱いに向いているAmazon TimestreamとSORACOMの組み合わせに挑戦した内容となっています。
記事中にもありますが、IoTデバイスから飛んでくるデータの多くは時系列データであり、これを簡単に取り扱うことができるAmazon TimestreamはまさにIoTにうってつけのDBサービスと言えると思います。この記事中では、GPSマルチユニットSORACOM Editionからデータを送信したデータをAWS IoT Core経由でAmazon Timestreamにデータを入れるところまでを一通りウォークスルーしてくれています。ちょっと気になっていたけど触る時間が取れてないんだよな・・・という方はこちらを見て頂ければ使い方のイメージがぐっと湧くはずです!
SORACOM LTE-M Button for Enterpriseの設定がUIで直感的に行えるようになったのをご存知でしょうか?この記事では、実際にボタンの設定をひととおりウォークスルーしてくれています。多くの記事を投稿いただいている和田さん、いつもありがとうございます!
ソラコムでは、より多くの方により簡単により直感的にデバイスや回線の設定を行って頂けるように、UIの改善を日々続けております!
イベントハンドラという機能をご存知でしょうか?SIMごとの通信量を監視してしきい値を超えたらメールを飛ばしたり、SIMのステータスが準備完了から利用中に変更されたらWebhookやAWS Lambdaを呼び出したりと、SORACOM Airの回線を管理するために利用することができるとても強力な機能です。
既存の機能ではできることについてはイベントハンドラー : 機能の説明をご覧頂ければと思うのですが、実はこれにはLimited Preview中のとても強力な新機能があります。それがこのブログでご紹介頂いているセッション On/Offトリガーです。これを利用するとデバイスがオンラインになったタイミング、オフラインになったタイミングでメールを飛ばしたりAWS Lambdaを呼び出したりすることができるようになり、回線やデバイスの活動状況や死活状況の監視がとても簡単に行えるようになります。ぜひこちらのブログをお読み頂いて、ご興味の湧いた方はこちらからLimited Previewをお申し込みください!
今回は以上です。10月11月のIoT記事まとめでした。
12月も半ばとなりましたが、IoTの仲間が集うコミュニティ “SORACOM UG” の活動も活発で、12/16(水)にはSORACOM UG Hiroshima(広島) が、12/19(土)にはSORACOM UG の全国大会 SORACOM UG Explorerが開催予定です。
こちらも多くのレポートブログなどのアウトプットが出るのではないかとワクワクしております。まだお申し込みは受け付けておりますので、是非ご参加ください!
お読み頂いてありがとうございました!
― ソラコム 今井